LED照明向けの高効率の制御装置を開発 モモ・アライアンス
モモ・アライアンスが、LED照明向けの高効率の制御装置を開発しました。 電力ロスは5%未満で、大きさもこぶし大。
光量調整も可能。電光看板や機械設備の照明に搭載を見込んでいます。商用電源を使って100W級の明るい照明を点灯できるといいます。
http://www.momoalliance.co.jp/
青色LEDの光を白にするガラス素材開発 京大
京都大学の田部勢津久准教授は白色LEDのカバーに使う新しいガラス素材を開発しました。
新素材は従来の樹脂製カバーに比べ光や熱で劣化しにくいのが特徴。自動車 のヘッドランプや室内灯向けに長持ちする光源ができるといいます。1年後の実用化を目指しています。
開発したのは2cm角で、厚さが0.5mm程度のガラス板。青色の光を黄色に変
える蛍光体を内部に含み、青色LEDで照らすと光の一部が黄色に変わります。
ガラス板の内部で黄色と青色の光が混ざり、白色の光になって出てくる仕組み。
可視光通信の標準化案を策定 可視光通信コンソーシアム
LEDを点滅させて、そのパターンを「0」と「1」のデジタル信号に 置き換えてデータを送る「可視光通信」について、東芝、NTTドコモな ど26社が参加する「可視光通信コンソーシアム」が、規格の標準化案を 策定しました。
機器同士の相互干渉を防ぐための伝送方式などを定めています。通信 速度は最大4.8kbps。波長が380ナノm―780ナノmの光を使用。
標準化案を電子情報技術産業協会(JEITA)に提案済みで、JEITAが6 月にも採用、業界標準になります。今後は参加企業が規格に基づき商品 開発を進めます。
LED技術でシンポジウム 6月14日から 日経エレクトロニクス
日経エレクトロニクスが、6月14日から15日まで、東京都千代田区のベルサ ール神田で、「LEDテクノロジ・シンポジウム 2007」を開催します。受講料は、 6月8日までの申し込み分が6万5000円。
主要LEDメーカーや照明機器や車載機器のメーカー、LEDの部材メーカーから専門家を講師に迎えて、白色LEDをはじめとする高出力LEDの最新動向や、一般 照明器具や車載機器などでの高出力LEDの使いこなし技術、高輝度化や生産性 向上を進めるための部材の最新動向が紹介されます。
http://techon.nikkeibp.co.jp/seminar/070614.html
白色LEDバックライト搭載の業務用携帯端末向け液晶パネル発売
NEC液晶テクノロジー
NEC液晶テクノロジーが、バックライトに白色LEDを採用した業務用携帯端末 向けアモルファスSi TFT液晶パネル「NL10276BC13-01C」を発売します。サン プル価格は5万円で、2007年7月下旬から出荷します。
設備保守や土木・建築現場の計測業務など屋外で使用する携帯端末向け。バ ックライトに白色LEDを使用したことで発光効率が向上し、従来の冷陰極蛍光 管(CCFL)のバックライトでは必須だったインバータも不要。同社の従来品よ り約40%消費電力を減らしています。
バックライト光の利用効率向上と外光の表面反射抑制を図る液晶パネル技術 「ST-NLT」を採用し、日光が直接画面に当たる屋外で利用する際も視認性を維 持できます。
http://www.nec.co.jp/press/ja/0705/2201.html
曲げた状態でもフルカラー表示できる有機EL開発 ソニー
ソニーが、曲げた状態でもフルカラー動画の表示ができる有機TFT(薄膜ト ランジスタ)駆動プラスチックフィルム有機EL(エレクトロルミネッセンス) ディスプレーを世界で初めて開発しました。
プラスチックフィルム上に形成した柔軟性を持つ有機TFTを独自開発。折り 曲げ可能なフィルム有機ELディスプレーで初のフルカラー表示、160×120画素の高解像度を実現しました。
今後、電子ペーパーや曲面でも利用可能な電光掲示板などへの応用が期待されています。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200705/07-053/index.html