週刊LEDニュース

更新：2007-04-16

更新：2007-04-16

　ナイトライド・セミコンダクターが、紫外線LEDを応用したLED基板を覆う樹脂の形が表面実装型（SMD）と呼ばれるタイプのLEDを開発、紙幣識別装置向けに売り込みます。

　大きさが縦3.5mm、横2.5mm、厚さ1.8mの小型。特殊な樹脂を使って、寿命を 1万時間以上に伸ばしています。銀行のATMをはじめとする紙幣識別装置用の部品として販売します。

　C&Dテクノロジーズが、明るい場所での視認性に優れるLED表示タイプのデジタルパネルメータ「DMS-30DR」シリーズを開発、販売を始めました。屋外に設置する機械や設備の表示部の使用に適しているそうです。

　高さ14.2mmの大型の超高輝度赤色LEDを採用し、直射日光の下でも、フィルタやひさしなどを使わずに表示する数字がはっきりと見えます。

　三星電子が、LEDバックライトを採用した24型の液晶パネルの量産出荷を 2007年第2四半期に始めます。

　画素数は1920×1200ワイドUXGA。輝度は250cd/m2、コントラスト比は1000対 1。パネル技術には「S-PVA」を採用、視野角は上下左右180度。

　グラフィック・デザイナーやデジタル・フォトグラファー向けのモニターや、テレビの上位機種に向け。

　NECネッツエスアイが、電子ペーパーを使った情報案内システムの実証実験を始めます。東京都台東区の国立科学博物館の情報案内板として設置、展示室やレストランの混雑状況などの情報を表示します。

　PHS通信で情報を自動的に取得して電子ペーパーに表示します。案内のほか広告表示も可能で、駅やホテル、病院などでも利用できます。

　ウィルコムとNTTコミュニケーションズ（NTT Com）が、「W-ZERO3」（WS003SH）を電子POPとして活用するソリューション「W-ZERO3 for Spot Media」を始めました。

　NTT comの配信プラットフォーム「Spot Media for Mobile」を活用して、動画コンテンツなど販促用コンテンツを店頭の「W-ZERO3」にネットワークを利用して配信するもの。

　各店舗や売場でのメディア交換作業が不要です。店舗別に違うコンテンツを配信し、実際の売上データと比較することも行えるといいます。

　すでにW-ZERO3 for Spot Mediaは、アサヒビールの店頭販促ツールとして、約1200台の採用が決定しています。

　毎日広告社とシリウステクノロジーズが、屋外の大型ビジョンと携帯電話のモバイル広告を組み合わせた「エリモビ」を共同で事業運営します。

　シリウステクノロジーズの携帯電話位置情報を使った広告配信技術で、屋外ビジョン周辺にいる利用者の携帯電話にテキスト広告を表示させます。