週刊LEDニュース

更新：2008-12-8

更新：2008-12-8

　昭和電工がこのほど発表した研究開発計画によると、青色LED
の発光素子は今後２年以内に輝度を1.5倍に向上させ、環境関連
分野での需要拡大を見込むとしています。

　また有機ＥＬ（エレクトロ・ルミネッセンス）開発では照明
用途に注力し、2012年をめどに蛍光灯の半分程度の消費電力で
同程度の明るさの製品を開発します。

　岩崎電気が、12月５日までパシフィコ横浜で開かれていた
「'08国際画像機器展」に、画像検査装置の照明として使われる
250Wメタルハライド光源装置やパワーLEDライン照明などを出展
しました。

　パワーLED面照明装置(LEDバックライト照明)は、パワーLED
実装のLEDユニットを配列した高輝度な面発光照明です。
　LEDごとに設けた光フィードバック機能で、初期光量を寿命
末期まで一定に保ち、各LEDの光量のばらつきを低減していま
す。

　京都府が、12月13、14の両日、京都市伏見区の京都府総合見
本市会館（パルスプラザ）第１展示場で、府にある10の研究機
関の合同報告会を開きます。入場は無料。

　14日には、「LED及びナトリウムランプのチャノホソガ防除へ
の活用」をテーマに約15分の報告が予定されています。

　JSRが、LEDモジュールの機能を向上する２つの新材料を開発
しました。LEDモジュールにとって最も重要な発光効率を、コー
ト材の屈折率を高めることで10％以上改善しています。。

　新たに開発したコート材は屈折率が1.9と、従来の1.7程度を大
幅に上回っており、塗布することで発光効率を改善し輝度向上が
図れるといいます。

　徳島県阿南市橘町の橘公民館などが、LEDを使った津波避難所
の案内看板18基を製作しました。大きさは縦約45cm、横約60cm。
年度内に町内に設置する予定です。

　市販の防犯センサーと太陽電池パネルを備えています。停電
時でも人が近づくとセンサーが反応し、看板下端に取り付けら
れた緑色のLED20個が一定時間点灯し、透明アクリル板の矢印が
点灯。避難所の方向を示します。

　米NewSight 社の日本法人、ニューサイトジャパンが、LEDを
画素にした３Ｄディスプレイ「3D LED ビデオウォール」を開発
しました。LEDは中国製。LEDの寿命の保証は２万時間。LEDを他
社製に変えることも可能＞

　画面の大きさは180型。横幅は３.84mで３Ｄディスプレイとし
ては世界最大級。これを4枚利用して360型の製作も可能。価格
は見積もりベース。

　日本橋三越本店が２万個のLEDを採用した、高さ15mの環境配
慮型クリスマスツリーを１階中央ホールに設置しています。太
陽光で発電した電気を購入して使用しています。12月25日まで。

　大阪・天満橋のOAPプラザでは、12月25日まで、全長100mの
光の通り抜けを開催中です。LED約10万個によるトンネルが、
春の桜の通り抜け同様に、訪れる人たちの目を楽しませてい
ます。