LEDの美術作品「HOTO」 美術家・宮島達男氏
美術家、宮島達男さんが、LEDの数字カウンターを使って作品を
制作しています。水戸芸術館現代美術ギャラリーで5月11日まで
展示されています。
新作では、高さ5.5m、直径2.2.m、LEDを3827個も使った鏡面仕
上げの「HOTO」(宝塔)があります。
法華経の説話に基づいて、地面を割って現れた巨大な塔が空中
に浮かぶ様子をイメージしているといいます。
物体の表面には色とりどりの無数のLEDのカウンターが付けられ
ており、LEDを使い、しかも巨大でなければ言えないといった作品
だそうです。
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/03/0803artinyou-review.html
白熱電球、2010年度中に生産中止 東芝ライテック
東芝ライテックが、2010年度中に一般白熱電球の製造をすべて
中止します。年間4000万個(06年度実績)製造している生産ライン
をすべて中止し、省エネ効率の高い電球形蛍光灯やLED照明などの
開発・生産に置き換えていきます。
これによって年間約50万tのCO2(二酸化炭素)が削減できるとい
います。生産を中止するのは一般白熱電球81種類。
http://www.tlt.co.jp/tlt/topix/press/p080414/p080414.htm
LEDボタンで作曲・演奏する電子楽器 ヤマハ
ヤマハが5月12日に、正方形のボード状の本体に16×16個のLED
ボタンを搭載して、視覚的・直感的に作曲や演奏が行える電子楽
器の新製品「TENORI-ON(テノリオン)」を発売します。
同社の製品公式Webサイトで限定発売。12万1000円(税込み)。
LEDボタンは、基本的に垂直方向が音階、水平方向が時間(音階
の演奏順)を表し、フレーム部のファンクションボタンを使って、
音色や発音の長さ、演奏スピード、テンポ、音量などを調節します。
本体裏側にある表面のLEDボタンと連動して光り、ライブ演奏な
どでは視覚的なパフォーマンスが行えるといいます。
http://www.yamaha.co.jp/news/2008/08042501.html
16チャネルのLEDドライバを開発 米TI
米Texas Instrument社が、チャネルごとにPWM調光とLEDの最大
電流が調節できるLEDドライバIC「TLC5943」を開発しました。
LEDへの出力は16チャネル。内蔵するPWM回路で各チャネルを
65536ステップで調光でき、LEDの最大電流値を外部レジスタで
128段階で設定できるといいます。
モノクロからフルカラーまでの各LEDディスプレイやLED看板、
液晶パネルのバックライト用を想定。
http://focus.ti.com/docs/pr/pressrelease.jhtml?prelId=sc08048
昼夜で発光する素子の切り替えられる有機ELパネル
米Universal Display社
米Universal Display社が、発光する素子の切り替え機能を搭
載した曲がる有機ELパネルのプロトタイプを米軍向けに開発しま
した。昼夜を通じて視認性の優れたパネルが提供できるようにな
るといいます。
緑色の可視発光材料と、赤外発光材料を用いた有機ELパネルで、
昼間は可視発光、夜間は赤外発光(専用ゴーグ