LED照明事業、2012年度は売上高を300億円に
パナソニック電工
パナソニック電工が、LED照明事業で2010年度の売上高を現在
の約2倍にあたる約150億円に伸ばしす計画を立てています。内
訳は国内が約100億円、海外が約50億円。
また2012年度にはLED照明事業全体で300億円の売上高を目指す
といいます。
LED事業の売上高全体に占める比率は、2012年度には現在の約
5倍の10%に引き上げる考えです。
http://panasonic-denko.co.jp/corp/news/0811/0811-4.htm
LED工作教室相次いで開催 関西地区
LED工作教室が相次いで開かれています。パナソニックライテ
ィング社は10月11日に、大阪府高槻市の同社工場内のテクノセ
ンターで「親子LED教室」を開催しました。
地元小学校の3年生から5年生22人と、その親、教師らが参
加しまして、LEDを使ってロボットなどを作りました。
NECライティングは、11月7日、滋賀県甲賀市内の小学校で小
学3年生35人を対象に「LED工作教室」を実施。LEDを使いながら、
ペットボトルなどを活用した動物やロボットを作っていました。
LED教室はいずれも、日本電球工業会と日亜化学工業が協力し
て開催したもので、LEDを通して明かりに関心を持ってもらおう
というものでした。
http://panasonic.co.jp/lc/
http://www.nelt.co.jp/
白色LED用蛍光体材料で欧州企業とクロスライセンス
韓国Seoul Semiconductor
韓国Seoul Semiconductor社が、白色LEDに用いる蛍光体の特
許技術で、オーストリアTridonicAtco Optoelectronics GmbH
(TOE社)と、TOE社と特許で協力関係にある企業とクロスライ
センス契約を締結しました。
白色LEDと組み合わせる蛍光体のうちシリケート系の使用に関
するものです。
照明向けに高出力白色LEDを拡充 米Avago
米Avago Technologies社が、街路灯や室内灯などの照明器具
に向けとして、3W投入時の光束が標準145lmの高出力白色LED
「ASMT-MW2x」と、同125lmで電球色の白色LED「ASMT-MY2x」を
発表しました。
遮光機能搭載のLEDヘッドランプ・モジュールなど開発
ドイツOSRAM Opto社
ドイツOSRAM Opto Semiconductors GmbHが、同社のLEDヘッド
ランプ・モジュール「OSTAR Headlamp」の新製品として、遮光
機能を備えたモジュールを開発しました。
LEDに被せたガラスに遮光機能を内蔵し、遮光板を外付けしな
くてよく、さらには遮光板搭載による光の損失を抑えたまま照
射方向を調整できます。
LED式UV照射器 オムロン
オムロンが、UV(紫外線)を照射して接着剤のUV硬化型樹脂
を硬化させるLED式UV照射器「ZUVバリューモデル」を開発、発
売しました。
光源にLEDを採用し、単位時間当たりの消費電力を水銀ランプ
式の約5分の1に低減しています。点滅の制御もしやすく、年
間電力使用量は約95%に削減できるといいます。
寿命、蛍光灯の5倍、LEDより安いの新型照明
オプトロム
オプトロムが、台湾の研究開発型企業と共同開発した「冷陰
極蛍光ランプ(CCFL)」を用いた新型照明の特許を台湾企業と
共同で申請。2009年度早々に日本、台湾などアジアで販売しま
す。
新型照明は、複数のCCFLを束ねて照明に必要な光量を確保し
ています。既存の照明器具に装着でき、通常の蛍光灯代わりに
使えまする。寿命は蛍光灯の5倍で、LED照明と同等以上。省
電力効果もLEDと同等以上。
価格はLED照明より大幅に安く、高価なインバーター方式蛍
光灯並みを検討しているそうです。
http://www.optrom.co.jp/article.php?story=20081110151416962
裸眼で立体映像、70インチディスプレイ試作
NICT
情報通信研究機構(NICT)けいはんな研究所が、裸眼で立体
的な映像が自然に見えるディスプレーを開発しました。裸眼で
2−3mの範囲から同時に5人程度で立体映像を見ることがで
きます。
試作機は70インチ、1億画素以上の高精細ディスプレー。さ
まざまな角度から映像を映し出す専用設計の「プロジェクター」
を複数搭載しています。画面内から多くのプロジェクターで出
す光線群の方向と広がり方をコントロールして、フルハイビジ
ョンで立体的な映像を作り出します。
http://www.nict.go.jp/index-J.html
http://kccc.nict.go.jp/keihanna-lab/