週刊LEDニュース

更新：2007-07-02

更新：2007-07-02

　ジャパンビバレッジが、LED表示装置を備えた自販機の設置を始め、災害情報を配信しています。避難場所となる公園や体育館などを管理する地方自治体に設置を働きかけます。

　気象庁が発表した災害情報を電子メール配信システムのニュークリアス（横浜市）のサーバーが、インターネットやＦＭ文字多重放送などを使って自販機のLED表示装置に配信します。平時は天気予報やニュースなどを流します。

　朝日電器が、単4形乾電池１本で点灯する白色LEDライトの新モデル「0.5W LED LIGHT」を2007年７月２日から発売します。価格はオープンで、予想実売価格は1800円前後。

　アルカリ乾電池で連続約１時間30分使えます。本体はアルミニウム合金で、マットブラック塗装仕上げ。本体寸法は直径15×高さ90mm。

　CR123Aリチウム電池1本で点灯する高輝度モデル「3W LED LIGHT」も発売。
電池寿命は0.5Wと同じ連続約1時間30分。本体寸法は直径29×高さ90mm。予想実売価格は5000円前後。

　東レ・ダウコーニングが、高輝度LED向けに、屈折率が高く高硬度な２液性シリコーン樹脂系封止材を開発し、７月上旬に発売します。

　LEDパッケージや一括成型向けのハード・レジン・タイプで、ベタつきがありません。屈折率は1.53、硬度が60～70度、30～40度（低粘度，中粘度）の３種類のタイプ。

　ロームが、１パッケージで赤色（R）、緑色（G）、青色（B）の３色を発光できる小型LED「Picoled-RGB」を開発しました。主に携帯機器に向けです。

　外形の大きさは、パッケージの上面から光が出る品種で４端子仕様の「SMLP34シリーズ」が1mm×1mm×0.5mm、６端子仕様の「SMLP36シリーズ」が 1.5mm×1.0mm×0.2mm。
　側面から発光する品種「SML03シリーズ」は2.7mm×0.95mm×0.5mm。

　シャープが、投入電力3.6Wで業界最高クラスの明るさ280ルーメン(20Wのハロゲン球相当)を実現した照明用白色LEDモジュール「GW5BWC15L00」７月から発売します。サンプル価格(税込み)は3000円、量産開始は７月から。月産５万台。

　アプリケーションに応じて、電球色相当「GW5BDC15L00」と高演色「GW5BNC15L00」「GW5BNC15L10」も同時に発売します。

　電球やダウンライトに組み込みやすいように、36個のLEDチップを小型パッケージ(18mm角、厚さ1.5mm)にしています。

　富士通フロンテックが、カラー電子ペーパーを採用し消費電力が小さい屋内向け大型表示装置「スーパー・フロンテック・ビジョンＥＰシリーズ」を発売しました。

　画面サイズ12型から17型、24型、29型、36型、48型までの６種類。表示画像の切り替え時にのみ電力を使用し、消費電力は48型の液晶ディスプレーやプラズマディスプレーの10分の１以下。価格は48型で551万2500円。

　空港や競馬場、せり会場、病院の診察待合状況、斎場での葬儀予定など向け。