発光波長227.5nmの紫外LEDを開発 理研と埼玉大
理化学研究所と埼玉大学が共同で、発光波長が227.5nmと短い紫外LED
を開発しました。
出力は0.15mW。発光波長が 253nmで1mW、同261nmで1.65mW、同273nmで
3.3mWの紫外LEDの試作にも成功。
これらの紫外LEDの出力は、電飾などに使われている青色や赤色、白色
のLEDとほぼ同等で、殺菌灯としてそのまま利用できるといいます。今後、
殺菌や浄水、医療分野、公害物質の高速分解処理などの用途に向けて、
高効率化や高出力化を進めていくそうです。
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2007/070904_2/index.html
LED照明でスナゴケ栽培 スピードアップ シーシーエス
シーシーエスや大阪府立大学など6企業4大学でつくる研究グループが、
LED照明を利用して建物の屋上や壁面の緑化に役立つスナゴケを大量に促
成栽培をする技術を開発しました。
植物育成用LED技術を応用しました。水槽内の水に長さ1〜2cmのスナ
ゴケの一部を浮かべ、太陽光を再現した赤と青のLED照明を1〜2か月照
射。数ミリ程度の芽が出た段階で、50cm四方の網目状マットに移植して育
てます。
約1年で成長し、マットごと建物に取り付けるといいます。
http://www.ccs-inc.co.jp/top.html
ビニールハウス用LED装置を開発 ランドマーク
ランドマークが、ビニールハウスで使う「補光用ライン型LED照明装置」
を開発しました。
赤と青の2色のLEDライトを組み合わせて光を当てることで天候や季節
に左右されない栽培を可能にし、従来より早い成長や収穫量の増加を見込
んでいます。
540lmの照明用白色LEDを開発 シチズン電子
シチズン電子が、投入電流700mA時に光束540lmを実現した世界最高水
準の照明用白色パワーLEDランプ「CL-L102-C7」シリーズ を開発しまし
た。2007年10月にサンプル出荷をはじめ、08年1月に量産出荷を計画し
ています。
今回開発した白色LEDは、同社が販売している投入電流350mA時に245lm
の光束を備える「CL-L102-C3」シリーズの高出力タイプ。発光効率は700
mA時で74lm/W、350mA時で90lm/W。外形寸法は50mm×7mm×2mm。
http://www.c-e.co.jp/company/press_detail.asp?No=49
価格下落で用途広がる―世界市場 白色LED
日本経済新聞によると、白色LEDの用途がパソコンや自動車、公共施設
などに広がっていると報じています。
低消費電力や耐久性などの特長に加え、価格が下落したことで蛍光管な
どからの置き換えが進んでいるし、2006年に3485億円だった世界市場は09
年に4000億円を超えるとの予想もあるといいます。
白色LEDは、携帯電話の画面用バックライトとして先行普及し、昨年出
荷の33%が携帯電話向け。この4年で白色LEDの価格は3分の1に下がり、
ノートパソコンなど用途拡大に弾みがついています。
◆other◆電子ペーパーで運行情報表示 神奈川中央交通
神奈川中央交通が、小田急線本厚木駅前で電子ペーパーディスプレー
による情報発信の実証実験を25日まで実施。
設置場所は同駅北口の1番乗り場。日立製作所製で白黒表示の2枚のデ
ィスプレーを設置。大きさはA4判で厚さは9mm、重さは約600g。
それぞれバスの運行時刻表と厚木市の行政情報を表示します。時刻表
は1時間ごと(土日は2時間ごと)に内容を書き換えます。
http://www.kanachu.co.jp/