週刊LEDニュース

更新：2007-09-18

更新：2007-09-18

　イズムが、気温の変化でLEDの色を切り替えて路面の凍結を警告する
視線誘導標「サーモアイ」を開発、今秋から発売します。価格は１台当
たり２万円。

　搭載するセンサーが気温を感知し、LEDの色の変化でドライバーなど
に路面凍結の可能性を通知。内蔵する電波時計で自動で点灯と消灯の時
刻を設定します。

　太陽電池を使って放電する仕組みで、通常は白の光が気温セ氏２度未
満になると青に変わります。

　エムケー精工が、昼と夜で広告を使い分けるLED表示装置「DND（デ
ーナイトディスプレイ）」を開発しました。

　広告を印刷した特殊プレートを装置の画面側に取り付け、昼はLEDを
消灯してプリント看板として活用。夜はLEDを使った動画映像を表示し
ます。

　社名や宣伝文句を印刷したシートをアルミ板に張り付け、穴を開け
て装置本体にはめ込みます。
　昼はLEDを消灯するためプリント広告だけを表示。夜はアルミ板の穴
の部分から突き出ているLEDを点灯させて動画映像を流します。

　韓国Seoul Semiconductorが、交流電源で駆動できる白色LED「Acriche」
で、3.3W投入時の光束が200lmの新品種を発売しました。

　発光効率は約60lm/W。2006年11月に発表した第１世代品に比べて約
50%向上しています。価格は、従来より40%程度安くなるとしています。

　NEC液晶テクノロジーが、白色LEDをバックライト光源に用いたVGA
（640×480画素）対応の液晶パネル・モジールを発売。2007年10月１
日から出荷を始めます。サンプル価格は、NL6448BC20-21Cが４万5000
円、NL6448BC20-21Dが４万円。

　画面寸法は6.5型。アモルファスSi TFT技術を用いています。冷陰極
蛍光管（CCFL）を用いる同社従来品に比べ、輝度を20%以上高め、消費
電力は40%以上低減しています。

　東光が、2008年春からデジタル制御部に回路線幅0.35マイクロメート
ルプロセスを採用した白色LED用ドライバー集積回路（IC）を、パソコ
ンや携帯電話などのバックライトの駆動向けに量産します。

　米Maxim Integrated Productsが、２mm×２mmのTDFNパッケージで、
最大効率92％を実現する白色LED向けDC-DCコンバータを発売します。
1000個以上購入時の参考価格は1.25米ドル。

　２～６個の白色LEDを駆動でき、スマートフォンやPDA、携帯型メデ
ィア・プレーヤー、GPS機器、デジタル・カメラなどに搭載される1.5
～4型の液晶ディスプレイのバックライトに向け。

　日本経済新聞によると、島根県が、宍道湖周辺に設置された大型広告
物を一掃します。

　建物の屋上広告物に高さ10m以下、総面積400平方m以下などの制限を
加え、１棟当たり１個に限るとしています。
　これまで個別に規制していた屋上や壁面などの広告物には総量規制も
設け、景観への影響を最小限に抑えます。

　ただ広告物を国道や鉄道から100m以上離すなど実態にそぐわない許可
基準は廃止します。自動車の車体広告も対象から外す見通しだといいま
す。