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更新:2008-01-21

エネルギー損失少ない新型LED開発   京大と日亜化学

 京都大の川上養一教授(光材料物質)と日亜化学工業が、従来よ
り大幅に少ないエネルギー損失で白色やパステルカラー(中間色)
を出すLEDを開発しました。

 蛍光体を用いず青と黄を同時に発光させ、波長変換を不要にする
ことで高い発光効率を可能にしました。地球温暖化への配慮のほか
景観保護や外科手術など、目的に応じて柔らかい色を作ることが可
能だといいます。

http://www.optomater.kuee.kyoto-u.ac.jp/2007.html
http://www.nichia.co.jp/

青色LED街路灯設置、全国初   徳島市

 国土交通省徳島河川国道事務所が、青色LEDを使った街路灯(防
犯灯)5基を、徳島市川内町の徳島自動車道・徳島インターチェン
ジ付近の国道11号歩道に設置しました。

 交通安全設備工事のアトム(徳島市)、電子機器製造のみの電子
パーツ(同)と保安工業(東京)の3社が共同開発したものです。
 照明部分は縦42cm、横31cm。高さ3.5mからの直下照度は60ルック
ス。蛍光灯の3倍明るいといいます。日亜化学工業製の青、白2種
類のLED計192個を12列に並べています。

http://www.toku-mlit.go.jp/

LED面発光パネルを開発   旭化成テクノプラス

 旭化成テクノプラスが、LEDユニット付面発光パネル「ダイアモ
ンドパネル」を開発しました。

 面発光アクリル樹脂板を活用して、従来の蛍光管内照式パネルで
は難しかった均斉度の高い発光を実現。価格も既存のLEDパネルより
大幅に下げました。

 パネルの厚みは3cm。蛍光管方式に比べ消費電力は5分の1。1
月21日から鉄道関連や商業施設のサイン、ディスプレイ分野などに
販売します。

http://www.aktp.co.jp/

LEDバックライトの局所制御技術を開発   東芝

 東芝が、液晶テレビのLEDバックライトを部分ごとに制御する技
術を開発しました。

 縦に8分割、横方向に12分割の合計96箇所に領域に分けて、それ
ぞれの箇所で明るさなどを調整する技術。
 この技術を導入することで消費電力を削減できといいます。

http://www.toshiba.co.jp/index_j3.htm

電子看板で日本市場に参入   ネプチューンデジタル

 スロベニアのネプチューンデジタルが、日本の電子看板市場に
参入します。日本のリアイクリエーション(東京都港区)と代理
店契約を結んでおり、初年度4000台の販売を見込んでいます。

 販売する電子看板システムは、専用セットトップボックス(STB)
とコンテンツ管理ソフトで構成。STBは各種ディスプレー装置に接
続して広告や情報を表示。1台あたり10万円程度。

 STBは固定通信回線、第3世代携帯電話回線、地上デジタル放送
などの伝送インフラに対応します。

FM電波で「観光ナビ」実証実験   徳島・南阿波振興協

 徳島県・南阿波観光振興協議会が、マイカー観光客にFM電波で