週刊LEDニュース

更新：2008-01-28

更新：2008-01-28

　徳島県が、LED応用製品の開発に必要な技術を持つ県内企業のデー
タベースをLEDバレイ構想を紹介しているWebサイト「LEDバレイ徳島」
で公開しています。

　県内にLED関連産業の集積を図る「LEDバレイ構想」の一環。LED応
用製品の開発促進を目指します。データベースには114社を登録して
おり、技術項目を選んで関連企業を検索できます。

　徳島市が、市中心部を流れる新町川沿いの新町川水際公園からふ
れあい橋にかけた地域でLEDを使った景観整備を進めます。

　1億2500万円の事業費を投じ、橋から公園にかけ路面に発光部を埋
め込みます。７月末に完成予定。
　LEDの光源ユニットと路面を光ファイバーでつなぎます。使用する
LEDは約2000個を予定。点滅や色の変化を利用して川の流れなどを表
現します。

　徳島市はLEDを使ったアートフェスティバルを2009年度に開催予定。

　三菱電機が、LEDを使用した照明器具の新シリーズとして、ハロ
ゲンランプと同等の中心光度を持ちながら消費電力が11Ｗと低く、
４万時間の長寿命を実現した店舗用LED照明器具「AKARI-LEDsスポッ
トライトシリーズ」６機種を12月21日から発売します。価格は３万
4800円

　昼光色（AKLS100S/10D）と温白色（AKLS100S/10WW）で、それぞ
れ10度、15度、25度の３種があります。

　配光制御技術などを駆使してハロゲンランプと同等の中心光度
（スポット効果）を持ちながら、ハロゲンランプと比べて3分の1以
下の消費電力と、10倍以上の長寿命を実現しています。

　米Catalyst Semiconductor社が、看板などの大型LEDディスプレイ
向けに、８チャネルの定電流シンク型LEDドライバIC「CAT4008」を
発売しました。１万個購入時の単価は0.49米ドル。

　。最大クロック周波数25MHzの4線式シリアル・インタフェースを
備えています。外部から各チャネルを個別に制御できます。LED電流
は外付け抵抗で、２m～100mAの範囲で設定できます。
　LED端子の出力電圧は0.4V以上。LED電流が30mAのときのドロップ
アウト電圧は300mV。

　国際電気通信基礎技術研究所（ATR、京都府精華町）とATR-Roboti
cs（同）が、このほどショッピングセンターで行き先を迷っている
人をロボットが道案内したり、レストランやショップの案内をして
くれるロボットの実験を、大阪市此花区のユニバーサルシティウォ
ーク大阪で行いました。

　看板に書かれたメニューやフロア案内図のどこを見ているかを、
眼球と虹彩中心の動きをセンサカメラで分析し、見たものの情報を、
看板に付属するぬいぐるみロボットが手足を動かしながら音声で提
供するインタラクティブ広告（掲示板）です。

　ホテル近鉄ユニバーサルシティのロビーで、レストラン、客室、
ショップの広告などむ案内板で見た人がどの広告を見ているか、を
カメラで検知し、ぬいぐるみ型ロボットが広告内容を説明しました。

　人がどこを見ているかは、従来のような特殊な装置を装着しなく
ても、±５°の精度で視線を検出できるようにしました。±５°は、
看板の前に立った（カメラから１～1.5m）人から見て、看板上で約
±15cmくらいの領域に相当するといいます。

　今後は、大型ディスプレーなども含めた、公共でのデジタル広告
メディア（デジタルサイネージ）の分野で2年後を目処に実用化す
るとしています。

　丸紅情報システムズが、モニタに表示する広告などの告知画像と、
携帯電話への情報配信を連動させることができる電子POP（店頭販促）
装置「ポップナビ」を発売しました。価格は４万9800円。レンタル
使用は月額5000円（半年以上の利用が条件）。

　「ポップナビ」（172mm×90mm×28mm）は本体に、非接触IC技術Fe
liCaに対応したリーダ/ライタと3.5インチ液晶モニタを組み込んだ
電子POP装置。

　IC読み取り部にFeliCa搭載携帯電話をかざすと、表示画像に対応
した携帯サイトへ誘導します。コンテンツと携帯サイトのURLの組み
合わせを複数設定できるほか、モニタにQRコードを表示できるため、
“FeliCa”を搭載していない携帯電話も携帯サイトに誘導すること
ができます。