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更新:2008-06-02

LED7灯対応 自動調光機能付きLEDドライバICを開発
                          シャープ

 シャープが、携帯電話などの小型液晶パネルのLEDバックライ
ト向けに、業界最多のLED7灯の直列駆動に対応した自動調光機能
付きLEDドライバIC「IR2E55Y6」を開発、すでにサンプル出荷を
始めており、2008年10月から量産に乗り出します。サンプル価
格は300円。

 IR2E55Y6は、携帯電話などの小型液晶パネルのバックライト用
として業界最多となるLED7灯の直列駆動に対応。
 周辺の明るさを感知してLEDバックライトの明るさを16段階にわ
たり調整し、映像コンテンツのコントラスト情報を基にLEDバック
ライトを時分割に制御します。

 また、従来5チップのシステムを1チップに集積化し、従来比約
7割減の実装パッケージサイズ(3.57×3.57mm)を実現しています。

http://www.sharp.co.jp/corporate/news/080529-a.html

発光効率80lm/Wの4元系赤色LEDチップを開発
                          昭和電工

 昭和電工が、発光効率が80lm/Wの4元系赤色LEDチップを開発し、
販売を始めました。

 輝度は同社従来品よりも40%向上を実現しています。電極の形
状や配置、チップの表面処理を工夫、光の取り出し効率を大きく
向上させたことで明るさを高めています。

http://www.sdk.co.jp/aa/news/2008/aanw_08_0871.html

色温度と光量を調節できるLED搭載のスタンド
                   ハーマンミラージャパン

 ハーマンミラージャパンが、米国の家具メーカー、ハーマンミ
ラーが初めてプロデュースした色温度と光量を調節できるLED搭
載のスタンドを発売しています。

 台座の溝に指を軽く滑らせるだけで、色温度と光量を無段階に
調節できる照明器具。カリフォルニア州サンフランシスコで活動
するスイス人デザイナー、イヴ・ベアール氏がデザインを担当。
LEDによる照明は256パターンの演出が可能です。

http://www.spiritual-mode.com/

LED照明と一体化したシャワーヘッド   和光製作所

 和光製作所が、LED照明とシャワーヘッドを一体化したイルミ
ネーションシャワーを発売しています。浴室関連のオリジナルデ
ザインブランド「SPIRITUAL MODE/スピリチュアルモード」から
販売。価格は52万5000円。

 天井に取り付けるタイプのレインシャワーヘッド。ステンレス
製の吐水口の周囲に、LED照明を内蔵したアクリルカバーを装備
しています。照明とシャワーヘッドを一体化したことで、これま
で照明器具の位置によって制限されていたシャワーヘッドの取り
付け位置が自由になります。

 光の3原色(赤、青、緑)のLED素子を360個、吐水口の周囲に輪
状に搭載しています。シャワー室の外のコントロールボックスに8
つのボタンがあり、色や点灯速度を操作できる。赤、オレンジ、
黄、緑、青緑、青、紫、白の単色点灯やフェードアウトやグラデ
ーションなど、256パターンの演出が可能だ。サイズは、直径316mm
で高さは150mm。

http://www.wako-ss.co.jp/

Cree社と白色LED特許の相互ライセンス契約  豊田合成

 豊田合成が、米Cree Inc.と白色LED技術などに関する特許の相
互ライセンス契約を結びました。

 豊田合成のLEDやその応用製品から成る「オプトエレクトロニク
ス製品」事業の売上高は2007年度実績で前年度比33%増の約220億
円。

http://www.toyoda-gosei.co.jp/news/08/08_0528.html

LEDなどの特許侵害調査で元コロンビア大教授と和解
                      ソニーや三洋など

 ソニーや三洋電機、中国の2社の半導体メーカー4社が、元コ
ロンビア大学教授のGertrude Neumark Rothschild氏とLEDなどに
関する特許ライセンス契約を結びました。

 Rothschild氏は2008年2月20日、ソニーや松下電器産業など31社
が短波長LEDやレーザ・ダイオードに関する同氏の特許を侵害して
いるとして、米国際貿易委員会に訴えを起こしていました。

http://sev.prnewswire.com/semiconductors/20080602/NYTU02827052008-1.html

10月にも有機ELの量産開始   北京維信諾科技公司

 北京維信諾科技公司が、10月にも有機ELディスプレイの量産を
始めます。携帯電話やMP3の生産メーカーからの需要が高く、産
業の発展に期待が高まっているためです。

 同社が江蘇省昆山市に建設中の生産ラインが、10月にも生産を
開始できる見通しであるとしています。
 既に北京維信諾、四川長虹(チャンホン)、東莞宏威、信利半
導体、上広電などが、有機ELディスプレイ分野に進出しています。

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