週刊LEDニュース

更新：2008-06-09

更新：2008-06-09

　米Philips Lumileds Lightingが、46型で厚さ12mmのエッジ・
ライト型LEDバックライトを開発しました。

　46型バックライト・ユニットで、ユニットの上下に光束9200 lm
の高出力LED「LUXEON Rebel」を160個を配置し、導光板を通じて
面発光させています。

　LEDの配置の最適化などで、LEDの個数を96個に、厚さも10mm以
下に低減できるといいます。42型で試算すると、LEDの個数は80個、
実質的な消費電力は110W。

　三菱化学が、2009年末ごろにも植物工場に向けて、LEDと太陽
電池を組み合わせた照明システムを発売します。利用LEDは、三
菱化学のLEDチップと蛍光体材料。

　野菜などを効率的に栽培でき、照明に要するコストを現状比30％
程度減らせるといいます。

　事業参入に先立ち三菱化学は，野菜栽培ベンチャーであるフェ
アリーエンジェルの新工場に、LEDと太陽電池による照明システ
ムを試験的に導入します。

　韓国LG電子が、従来の液晶テレビに比べて消費電力が低く、輝
度と画質を大幅に向上したLEDバックライト液晶テレビ「XCanvas
David LED」（47LG90QD）を発表しました。価格は400万ウォン。

　128個のLEDで構成されたバックライト・ユニットを搭載。LED
バックライトの採用で電力消費を下げた鮮明な画質を実現したと
いいます。

　FOXCONNが、携帯電話サイズのLEDプロジェクター発売しました。
４製品をラインアップし、その中の「PD-S2900」「PD-S2901」は、
輝度向上を図っています。

　PD-S2900は重さ381gで55ルーメン、 PD-S2901は454gで90ルー
メンの輝度を確保。
　PD-S2900は2008年7月、PD-S2901も同年10～12月には量産出荷
を始める見込み。

　SMKが、空中に書いた文字をワイヤレスでモニターなどに通信
して表示できる「ワイヤレス入力ペン」を開発しました。

　３軸加速度センサとBluetoothを内蔵し、３軸加速度センサが
位置情報を検出して入力した文字を認識。Bluetoothでモニター
へ無線伝送します。通信距離は10m程度。

　日立製作所と東京大学が、64台のカメラを使って撮影した映
像を３次元（３Ｄ）画像にして表示する「裸眼立体ライブ映像
システム」を開発しました。

　特殊なメガネがなくても立体画像としてみることができ、膨
大な画像データを市販のパソコンで処理できます。

　ヴァッサー（Vuzix）が、多くのＡＶ機器に接続できるメガ
ネ型ディスプレー「iWear AV920」をジェイアール四国バスに
納入しました。

　メガネ型ディスプレイを利用することで、プライベート映画
館のような感覚で、周囲に光をもらすことなく利用できます。

　AV出力搭載の携帯電話とiWearとを接続するオプションのケ
ーブルを利用すると、ワンセグ映像をiWearの大画面で見るこ
とができるといいます。