週刊LEDニュース

更新：2008-10-27

更新：2008-10-27

　ラステーム・システムズが、RGBフルカラーLEDを手作りの白
木の行灯に使用した「フルカラーLEDインテリア行灯」を、ホテ
ルや旅館、料亭などインテリア性を重視する場所の照明として
発売しました。価格は５万7750円(税込)。

　内蔵したマイコンで、点灯している色や明るさを変更させる
ほか、光をロウソクのように瞬かせたり、点滅、グラデーショ
ンといった光による演出ができます。調光機能で光量や色調調
整、タイマー消灯も可能です。
　大きさは縦30×横30×高さ94cm。

　トヨタすまいるライフが、2008年10月25日に街開きした愛知県
三好町の「あざぶの丘」で、全204区画の分譲住宅にLEDを屋外照
明に採用します。それらが収まる地区内の車道や遊歩道にもLED
照明を施します。

　敷地内にあるLED照明とLED街路灯で地区内のあかりを構成。
１戸当たり４～５機のLED照明が屋外に設置され、道路や歩道の
路面や各住宅の壁面を照らします。LEDの街路灯は地区内にある
主道路の交差点に設けられています。

　LED（豊田合成製）は電球色を使っています。LEDの交換には、
24時間以内に対処するといいます。

　ナイトライド・セミコンダクターが、従来の製品より高出力
の紫外線LEDを医薬品開発向けに、 12月からサンプル出荷を始
めます。

　医薬品開発などに使われる緑色蛍光たんぱく質（GFP）などを
発光させるのに、現在は主に青色LEDが使われています。LEDは
青い光を発するためGFPの光が見えにくいのが現状。

　東予産業が、愛媛大学と共同で、太陽光を利用するLED照明灯
の省力化研究に乗り出しています。

　独自の制御技術を用いて太陽光エネルギーを活用したLED照明
灯を商品化に、愛媛大の神野雅文准教授らが開発したLEDを明る
く見せる技術を用いて、消費電力を抑えた製品を開発します。

　米MAXIM Integrated Productsが、車載機器の液晶バックライ
トなどに向け、回路設計の自由度を高めたLEDドライバIC「MAX1
6826」を発売しています。

　高出力LEDを駆動するチャネルは4系統用意。各チャネルは複数
個の高出力LEDを直列につなぎ、チャネル当たり 80～100ｍA
（最大150ｍA）を流すことを想定。

　カーナビやインスツルメンツ・パネルに搭載する液晶ディスプ
レイ、後部座席向けエンターテインメント・システムに使う液晶
ディスプレイに適しているといいます。

　青森公立大学が、NTT東日本青森支店など青森県内のIT企業と、
インターネットを使った電子看板の仕組みを検討する産学研究
会を結成しました。

　電子看板にタッチパネルを採用し、観光客らへの案内機能を
持たせるほか、中小商店なども参加できる少額の広告掲出など
の仕組みを検討します。
　また、広告媒体や情報発信の手段としての活用を目指します。