MCTP(モバイル・コンテンツ・テクニカル・パートナーシップ)が、3月8日、昨年行ったモバイルコンテンツのコンテストの最優秀賞など優秀作品の表彰式を行いました。
MCTPは、携帯電話のコンテンツ開発を手がけるモバイルベンチャーの集まり。新しいモバイルビジネスを創出を模索しており、活動にはNTTドコモ関西が協賛しています。
コンテストは地域を問わずに携帯電話向けコンテンツを募集し、毎年、優秀作品を表彰し、昨年は「あなたのドキドキが携帯を変える」をテーマに、作品を募り、504件の応募がありました。
今年、予備審査と大阪電気通信大学の松田稔教授を委員長とした本審査を経て、近畿総合通信局長賞や近畿経済産業局長賞など10作品が、このほど表彰されました。
各賞は次の通りです。
●アイディア・企画部門
▽経済産業局長賞「うっかりせずに目的地に到着♪ちゃんとステーション」矢田真輝さん(東京工業大学)
▽京都府知事賞「whitemap.jp」貴志健太郎さん
▽兵庫県知事賞「テーマパークライド系スナップ写真ゲット!!」田中孝司さん
▽京都市長賞「ドコdeモお笑い登龍門」瀬川貴文さん(一橋大学)
▽神戸市長賞「モバイルkey」雨宮秀行さん(コンピュータ総合学園HAL)。
●クリエイティブ部門
▽近畿総合通信局長賞「岐阜市ケータイーサイト ぎふ・いざナビ」安藤英樹さん(岐阜市役所企画部企画調整室)
▽大阪府知事賞「ヤマダ−15Puzzle」山田泰央さん
▽大阪市長賞「オート・ダイアラー」角田真理愛さん(慶應義塾大学)
▽KLab賞「Social Encountering Service : 街角ですれ違う「友達の友達は友達」〜SNSに基づくユビキタスリアルコミュニケーション〜谷口忠大さん
▽京都リサーチパーク賞「情報特派員 ちょっと見てきて」石川成道さ ん。
クリエイティブ部門でグランプリを獲得した岐阜市のコンテンツは、岐阜の魅力を携帯で見せて観光客を地元へ誘う観光サイト。
アイディアだけでなく、すでに運営されており、歴史上の人物をキャラクターにして岐阜の魅力を伝える巧みな手法が評価されました。
松田委員長は「実用性の高いコンテンツが多く見られ、それぞれ自分の思いを伝えるプレゼンテーションの能力が高まっていた」と講評していました。
http://www.mctp.jp/ |